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今この瞬間の熱を

ジャニオタがキンプリの応援上映に行った!

すっかりご無沙汰でございます。
最後の記事が2月のOMS…!書きたい記事の下書き…ジャニワとかSHOCKとか野球大会のこととか色々沢山溜まっているんですが、書き上げる気だけはあるのになかなか書き上がらない…!だがしかしそんな中でもまずこれを真っ先にこれを書き上げたかった!キンプリの、しかもただの映画鑑賞じゃなく、応援上映!


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キンプリと言っても、岸くんや神宮寺くん達が所属している(けど事実上解体された?)ジャニーズJr.ユニット「Mr.King VS Mr.Prince」の略称ではなく、KING OF PRISM by PrettyRhythmという映画(アニメ)の略称です。ちなみに私は当初混同してました(猛省)。そして応援上映とは、ペンライト片手(或いは両手)にコールや振りや声援を心置きなくできるという映画の概念を覆した新感覚エンタメなのであります。限りなくライブビューイングに近いけどちょっと違う…ライブシーン以外の日常シーンでも一糸乱れぬコール?ツッコミ?が発生するのです。そりゃあもう感動するレベルの。


kinpri.com

そんな応援上演の存在自体は知っていたものの、ストーリーとかキャラクターとかプリリズ関連の予備知識皆無で臨んだわけですが…


とにかくめっっっっっちゃ楽しかった!!!


「興味はあるんだけど行くきっかけが無いし1人で行くのは流石に怖いな…」と思ってた私が友人に連れて行ってもらった結果、良い意味でカルチャーショックを受けまくった話を羅列していく感想戦です。


GW中日のど平日月曜日、別イベントの為に上京してきた友人と私はサンリオピューロランドをヲタク的に全力で楽しんだのであります(これはこれで感動案件多かったので別記事にしたいと目論んでます)。そしてこの後は移動してキンプリ応援上演だ!しかしペンライトを忘れてきてしまったポンコツな私!目の前にはダイソー!友人がキンブレ貸してくれることになったものの追加でサイリウムも買うとして…その後ろのコーナーが気になる……


私 「…マスカレードマスクって人生で何回使う機会があるんだろうな…」
友人「応援上映にピッタリや」
私 「ファッ!?」
そして知らない間に(マスカレードマスクを持ってレジに)足が向いている俺達!(突然のえび座懐古)結局劇場にて上映前にマスカレードマスクではしゃぐ私氏。無事にマスカレードマスク童貞を卒業してけっこうなテンションで自撮りまでキメたものの、はしゃぎすぎてマスカレードマスクの正解を友人に聞き損ねた私氏。(帰宅してから検索したら、劇中において非常に重要な歌の歌詞であったことを知って如何に歌詞を聞き取るのが下手なのかを改めて痛感させられた私氏。)

でも別にマスカレードマスクを付けてたって全然目立たない。何故ならコスプレは公式から許可が下りているし、アイドル現場にありがちなメンバーカラーの法被を着ている人もいるし、そんな戦闘服に身を包んだ方々がちらほら見受けれる空間だからマスカレードマスクなんてもう全然…ここまでマスカレードマスク言い過ぎ問題。
会場の雰囲気は女子ドルのライビュみたい!そういえばジャニーズ的な団扇も見かけた。良い意味で最近のアイドルカルチャーはお互いに影響を及ぼし合っているんだなあと全く映画と関係の無いところでも新たな感動を覚えたのでした。

そして映画館で映画を観るにあたって煩わしいと思っている人も少なくないのではないでしょうか、本編が始まる前の長ーい予告。しかし応援上映の手にかかればそれすらもエンターテイメント。何の予告が流れたかまでは残念ながら覚えてないんだけれど、鮮明に記憶に残ってるのは映画泥棒の時に会場のサイリウムが全部真っ赤になって音楽?に合わせてちゃんとみんな振っていたこと…映画泥棒なのに一体感すごくて超感動した…彼らの手にかかればどんなものもエンターテイメントに昇華される…最高か…あ、提供が流れ始めた!もうすぐ本編が始まるぞ!




会場\タカラトミーありがとう!!!/\タツノコプロありがとう!!!/

私「スポンサーさんや制作会社さんにも感謝の気持ちを忘れないヲタクすばら…日本人すばら…(合掌)」

※ここまででまだ映画本編はまだ始まっていない


そしてようやく映画本編…ライブのovertureへ。ようやく映画が始まったわけですがなんかもう既にめっちゃ楽しい。ドリライ(テニミュ)の時にも感じたけど、(少なくとも私の知ってる)ジャニーズのライブとは流れ?が違うんですよ。overtureでキャラの顔と名前が出てきてファンのテンションがブチ上がるのは同様なんだけど、ただ「キャーーーーー!」って歓声を上げるだけじゃなくて、完全に統率取れたタイミングで「〇〇(キャラの名前や愛称)くん〜〜〜!!!!」っていうのを全員分、同じテンションで呼んで(というか叫んで)いく。キャラの名前が1人も分からない私は申し訳なさを抱きつつせめてもと歓声をあげる。それだけでも超楽しいけどやはり予習をしておくべきだったと激しい後悔に苛まれる。この時点で周囲のキンブレは凄まじいスピードで変わっていくけど既についていけず悲しみ。勿論ペンライトの振りも会場一体。客席を見てるだけでも超楽しい。この中に溶け込みたかった悲しみ。感情が迷子(笑)


あと強烈に記憶に残っている場面というと、
・完コピしたい欲に駆られるくらいしっかりとしたオバレのダンス
・ただしダンスバトルに関しては超次元すぎて完コピ不可だと開始数秒で諦めた
・法月理事長とのシンクロ率が高すぎる観客の皆さん
・グロリアスシュワルツ!グロリアスシュワルツ!
・あれなんかイナイレで見たことある人がいる
・ルヰくんとシンくん…カヲルくんとシンジくん…?
・とりあえずシンくんが天使だった



ライブシーン以外にも普通に掛け声は掛けて良いので(ただしキャラが喋ってる間は基本的に静かなのでちゃんとセリフ等は聞こえる)団体芸のみならず個人でもコメントを飛ばす方はちらほらいたのだけど、そのセンスの秀逸さたるや「ニコニコ動画で流れてくるコメントを直接聞いている」という表現がかなりピッタリなんじゃないかと思いました。何回目かの応援参加だろうかという方が「今日こそはできるよ!」とコメント飛ばしてたりだとか、キーパーソンがぼんやり写り込んでたりすると「うしろーーー!」って言ったりとか、主人公に対する質問に何故か観客が全力で各々の回答を良い声で返したりとか。でもってどのレスポンスに対しても普通に手を叩いて笑うことが許される空間なのでノンストレス!我慢なんていらない!
個人的にすごくツボってしまったのは、誰かが名前を名乗る度に「良い名前!」ってレスポンスが必ず全体から沸き起こること…あとシンくんが「はいっ!」って言う度に「良い返事!」っていう…とにかく褒めて伸ばすというか前向き!ここまで書いて気づいたけど挙げた数例のみならず、飛び交うコメントほぼ全部前向きな反応ばかりだったな…!ヲタク最高だ!


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上演時間70分が本当にあっという間すぎてびっくりした。先輩がラブライブの絶叫上映に、しかも朝が超苦手なのにもかかわらず早朝上映を何十回も通ってた理由が今ならよくわかります。二次元とか三次元とか関係なく、尋常じゃない熱量を対象にぶつけまくっているヲタクの愛は非常に潔い、そそしてれが最高の空間を作り出しているんだと思う。好きなものに熱くなれることは素晴らしい。機会があるならば、こんなにわかでも許されるのならばもう一度と言わず何度でも行きたい…
個人的には二次元だからこそ全力になれる部分があるのかもしれない、とジャニヲタを通り始めて気づいたりもします。三次元ってどうしても実在するからファンとして絶対に守らなければいけない領域や言動は厳しいわけで、その点二次元のほうが自由度は高くていいなあと思う反面、三次元は液晶の中だけじゃなくリアルに実在するという素晴らしさもあるわけで、ああこれはもう二次元と三次元の掛け持ちをしなければいけない時期に到達してしまったのだろうか…(苦悩)


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自ジャンル以外の現場でも1人以上は推しを見つけるというポリシーで参戦しているのですが、今回開始5分程で早々に私の推しポジションを獲得したのは速水ヒロくん!理由は至極単純、初っぱなのライブシーンで華麗なアクロバットをキメたから。基本的に身のこなしが軽い子に弱いです。ベースが塚田担だから(笑)
後から色々調べてみたら色んな意味で結構重い子だと知ったけど推し変の予定はないよ!とにかく早く過去のプリリズもちゃんと見なければと思いました!

~完~